よく知らない剣道の費用って、どれぐらい？
もしも、これから剣道を始めようと考えたとき、どうしてもどのぐらいの費用がかかるのか、気にしてしまうのではないでしょうか？稽古の様子を見学してみると、日常生活では使わない道具をたくさん買わなけれはいけないことが分かります。
防具や竹刀はもちろんのこと、頭に巻く手拭などの小物も揃えなくてはいけません。
初めて道具を揃えると、だいたい平均して五万円から六万円ほどのお金がかかります。
この出費を高いと見るか、安いと見るかは人によって違いますが、お金を出すときに少し覚悟が必要かもしれません。
どうしても避けられないことですが、剣道を続けていると、いつかは防具や竹刀が壊れます。
壊れ方が深刻ではない場合は自分で修理することもできますが、胴にヒビが入ったり竹刀を構成する竹が折れてしまった場合は、新しいものを買うことになります。
このように他のスポーツと同じく、使っているうちに消耗してしまうものが剣道にはあります。
どうしても長く続けていると、費用がかさんでしまうということになります。
でも剣道って費用高いんでしょう？
剣道とは日本伝統の武道の一つです。
学校で日本史などを学習された方でしたら侍や武士が好んで鍛錬していたもの、といったイメージが強いかもしれません。
今時剣道なんて時代遅れだ、と思われる方も多いと思います。
ですが、現在だからこそ最近若者に足りないとされている礼儀や、忍耐力、集中力を効率的に鍛えることのできる素晴らしいスポーツでもあります。
若い人だけでなく、足腰を鍛えるために年配の方もたくさん参加しているという他のスポーツにはない特徴もあります。
そして費用についてですが、他のスポーツ（テニスや陸上競技）と比べると初期コストはどうしても高くなります。
これはテニスなどはユニホームやラッケトを買うだけで済むのに対し、剣道では防具（面、胴、小手）道着、袴、竹刀と、最初に買うものが多いうえにどれもそこそこの値段がするからです。
しかし最初に費用が掛かる分、消耗品がほとんどないスポーツなので、長い目でみれば他のスポーツより総コストはかなり安めになっています。
これから長く続けてみようと思っている方には大変おすすめなスポーツです。